コンゴミズコブラ

コブラ科
マムシの170倍
毒は主に神経毒。一般的に毒は獲物に注入して獲物の神経を麻痺させた後に捕食するために用いるが、種(ドクハキコブラ)によっては外敵に対しての防御行動として毒牙の先から毒液を噴射することができる。
種により毒成分の割合が大きく異なる。シンリンコブラやケープコブラなどは強い神経毒をもつため、咬傷時の死亡率はとても高くなるが、早期に適切な処置が行われた場合は、出血毒を多くもつ種のような組織の壊死は起こらない。一方でタイコブラ、インドコブラや多くのドクハキコブラでは、主成分に多量の出血毒(主に細胞毒)も同時に含むため、咬症部位を中心とした皮膚の広範囲な壊死を生じることが多い。